七五三の疑問をここで解決!
鳥居のくぐり抜けから始まる七五三の流れ
子供の成長は親からすればとても大切であり、どんな苦労をしても健やかに育ってくれればその苦労が報われるでしょう。
その理由は子供というのは大人と違って肉体的に成熟していないので病気になることも多く、以前は満足に成長できないケースも多かったことで、古くから七五三によって特定の年齢に子供が到達すると祝うようになりました。
昔は七歳になると初めて子供を人間と認めると考えられていたので、七五三というのは人生の中でも重要な神事でした。
現在はそのような考え方を持っていませんが、古来からの流れで子供の成長を祝うために神事を行うというのが一般的です。
神事というのは神様の世界に人間が踏み込むことになりますが、その境界線を示しているのが神社の鳥居になっています。
鳥居は神様の世界に入るための門になっているので、神事である七五三を執り行う場合は必ず鳥居のくぐり抜けを実施することでその世界に入ったという意味に該当します。
神様は神社の本殿に鎮座していると考えられているので、謁見するためには人間界と一旦は決別しなければいけないという流れから、鳥居のくぐり抜けが行われています。
子供の成長を祝う伝統行事七五三の手順とは
まだまだ小さいと思っていた我が子の成長が感じられる七五三。
毎年11月になると神社では華やな衣装をまとった子供たちの姿を見かけます。
日本ならではのお祝いの伝統行事で氏神様に健康をお祈りします。
七五三の手順としては、日取りが決まったら衣装選びからはじめます。
子供はお祝いに相応しい特別な衣装を選びます。
写真館のレンタル衣装などがお勧めです。
親の服装は決まりがないものの最低限のマナーを意識して選ぶと良いでしょう。
記念写真も前撮りがお勧めです。
当日は1日のスケジュールに加え、子供の体調や機嫌に左右され何かとバタバタしてしまいます。
時間に余裕を持たせるためにも先に済ませておく方が良いでしょう。
七五三当日は予約しておいた美容院や写真館などで着付けやヘアメイクをして、神社に向かい御祈祷をします。
初穂料は予約の際などに確認して事前に準備しておきます。
ご祈祷が終わると千歳飴などが手渡され終了となります。
その後、親族を交え食事会をするという流れです。
七五三は事前準備が大切ですので早めに取り掛かりましょう。