神前で必要とされるマナー

神前で必要とされるマナー

七五三の神前では、身なりを整え一礼してから鳥居をくぐることがマナーとされており、神社の入り口には必ず鳥居が存在し、鳥居の先は神聖な場所を意味するので神社の鳥居をくぐる前には身なりを整えることが大切になります。
また、参道の真ん中は神様が通られる道となっているので、参道を歩く際は道の端っこをゆっくり歩くように心掛けることも大事といえます。
参道を進んでいくと手水舎があり、そこでは手を洗ったり口をすすいだりしますが、手や口を洗って清めることは禊を簡略化した儀式となっています。
賽銭箱の前に到着したら神前での礼拝となり、鈴がある場合は強く鳴らしますが、これは神様に対して自分が訪れたことを知らせるためという意味が込められています。
お賽銭を入れたら「二礼二拍手一礼」で参拝を行いますが、神社によっては「二礼四拍手一礼」などと参拝方法が異なる場合もあるので、参拝に確認しておくことが大切です。
これら一連の流れが、七五三の神前で必要とされる重要なマナーとなっています。

七五三のご祈祷のお礼は必ず用意していこう

お子様の成長を感謝し、これからの成長を願う、古くから日本で受け継がれてきた伝統行事の一つに七五三があります。
男の子は三歳と五歳、女の子は三歳と七歳の時に行うお祝いで、日本人にとってはなじみの深いものではないでしょうか。
そんな七五三のお参りには神社に出かけるのが一般的です。
神社へはどんな方でも一度は訪れているかと思いますが、商売繁盛や交通安全、厄除け、新年のご挨拶などで子供から大人まで様々な機会に出かけられることと思います。
お子様が生まれ、約一カ月前後の頃にはお子様含めお宮参りの時に受けた方もいらっしゃると思います。
七五三でも神社でのご祈祷を受けます。
そんな時には、ご祈祷を受けるためのお礼として祈祷料を必ず用意しておきましょう。
神社によっては七五三のご祈祷の時間や人数が決まっているため、予約が必要な場合がありますし、神社によってお礼の金額が決まっている場合もありますので事前に確認しておきましょう。